JNEXバイオプラントでは、主に食品由来の有機性廃棄物を、バイオガスから電気、たい肥へとリサイクルしています。
廃棄物処理法に基づいた中間処理施設であるとともに、全量を“再生”利用する最終処分施設(最終処分場)として100%リサイクル を実現します。稼働に必要な電力はほぼ全てをバイオガス発電でまかなっており、廃棄物の力で廃棄物をリサイクルする、環境にやさしい施設です。
JNEXバイオプラントは、以下の4つの施設によって構成されています。
前処理棟では廃棄物の受入・分別作業を行い、破砕・均質化によってメタン発酵の原料として調整します。
メタン発酵槽は1基あたり1,200㎥の容量(計4基 4,800㎥)をほこり、上部はガスホルダーも兼ねています。湿式中温発酵により発生したバイオガス(メタン濃度約 65%)は、発電設備における燃料として使用され、プラント全体を稼働させる電力となるほか、余剰分は外部へ販売します。発電設備は最大出力 740kW のガスエンジン式(370kW×2基)で、一般家庭1,400世帯分以上の発電が可能です。また、コージェネレーションシステムによって、排熱はメタン発酵槽の加温等に有効活用しています。
汚泥脱水処理棟では、受け入れた廃棄物やメタン発酵後の消化液を、スクリュープレス式の脱水機で固液分離します。脱水後の固形物は堆肥化施設で有機たい肥“有太郎”の原料となり、分離された液体は後処理施設に送られ、排水処理の後、公共下水に放流されます。
堆肥化施設では、受け入れた廃棄物や脱水ケーキ(脱水後の固形物)を原料に、有機たい肥“有太郎”を生産します。平面発酵槽における堆積発酵で10日間、円形機械発酵槽における撹拌発酵で20日間、計30日間で十分に発酵させます。有機たい肥“有太郎”は、作業場でトロンメルによるふるい分けを行って完成します。
飼料化施設は、前処理棟内に設置された菌体飼料製造機のことで、受け入れた廃棄物のうち特に良質なものを加熱・撹拌処理して飼料を生産します。
廃棄物の種類 | 受入・中間処理施設① | 中間処理施設② | 最終処分施設 | |
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🅐 | 🅑🅒に |
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🅑 | 腐敗して |
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🅒 | 特に良質 |
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廃棄物の種類 | 受入・中間処理施設① | 中間処理施設② | 最終処分施設 | |
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🅐 | 🅑🅒に |
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🅑 | 泥状の食品 |
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🅒 | 含水率85% |
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廃棄物の種類 | 受入・中間処理施設① | 中間処理施設② | 最終処分施設 |
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飲料など |
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廃棄物の種類 | 受入・中間処理施設① | 中間処理施設② | 最終処分施設 |
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全て |
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JNEXでは個人宅から飲食店・食品工場にいたるまで、幅広いお客様の環境設備清掃・メンテナンスをお引き受けしています。浄化槽や油水分離槽、ディスポーザーの清掃・維持管理・下水管の高圧洗浄など、お気軽にご相談ください。
産業廃棄物は産業廃棄物収集運搬業の許可を受けた車でしか運搬はできません。許可も、廃棄物を回収する場所と降ろす場所(処理場がある場所)の両方の都道府県または政令指定都市の許可を必要とします。当社では、様々な廃棄物の収集運搬を行っております。
様々な状況に対応できるよう車両を用意しております。
用途に応じて手配させていただきますので、まずはご相談ください。
大型強力吸引車 | 2台 |
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4t強力吸引車 | 1台 |
4t吸引車 | 2台 |
4t給水車 | 1台 |
4t高圧洗浄車 | 1台 |
2t高圧洗浄車 | 1台 |
4tアームロール車 | 1台 |
2tダンプ | 1台 |
管内TVカメラ調査車 | 1台 |
貯水槽清掃車 | 1台 |
食品廃棄物収集運搬用 軽トラック | 1台 |
電気自動車 | 1台 |
他 |
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